ヘッジファンドが仮想通貨に投資する理由とは一体なんなのでしょうか?

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なぜヘッジファンドが仮想通貨市場に?

仮想通貨市場にヘッジファンドが参入する理由とは?今後の動向に要注目

近年、ヘッジファンドが仮想通貨の市場まで足を伸ばしていることに注目が集まっています。
単純な印象としては、仮想通貨は金融商品に疎かった人でも突然億万長者に成り上がるような魅力を秘めている商品です。
しかし黎明期と比べ金融商品として浸透してきた今となっては、投資のプロから戦略の1つとして選ばれるようになり、結果的にヘッジファンドが動き出すまでに波及しました。

 

ヘッジファンドとは

“ヘッジファンド”とは通常の投資信託と比べて、圧倒的な利益追求を目的とした投資信託です。
一般的な投資信託が公募投信といわれるのに対し、ヘッジファンドのように限られた人間の投資で成り立つ投資信託を私募投信といいます。
多くの場合ヘッジファンドは、数千万円から数億円を動かせるお金持ちから成る投資信託として認識されているのです。

ヘッジファンドが仮想通貨市場に参入する理由

ヘッジファンドが仮想通貨市場に参入する理由は、当然ながらメリットが大きいからです。
しかし、仮想通貨はレバレッジが効くために短期的な取引に向いています。

 

一般的にはヘッジファンドが参入するような商品ではありません。
それでもなおヘッジファンドを突き動かすため原因として、以下のような理由がありました。

 

ブルーオーシャンである

将来未知数な仮想通貨

仮想通貨は2010年代に各国で定義されるようになった新しい金融商品です。
そのため、その機能が最大限活用されているとはいえません。

 

つまり、専門家が少ないということです。
株やFXと比べても仮想通貨には専門家が圧倒的に少なく、市場をコントロールしやすい状態になっています。
ここでヘッジファンドが参入すれば、更に専門家を排除して幅を効かせることができるのです。

 

大きな影響を及ぼせる

日本で取り扱える仮想通貨の種類は圧倒的に少なく、取引量も株やFXに比べれば多いとはいえません。
それだけあり、一部の大口投資家が特定の銘柄を纏めて購入すれば仮想通貨全体に及ぶほどの大きな影響を与えることができます。
ヘッジファンドのような資金を持った存在が市場に現れれば、不安定な取引も物量で安定させられ、利益が得られるのです。

 

金融商品としての期待値が高い

すっかりニュースでは取り上げられなくなった仮想通貨ですが、市場においては未だに将来性が高い投資商品です。
今後数年以内に仮想通貨は個人による新規参入フェーズに落ち着きを見せ、企業や銀行、保険会社などの組織的な拡大が見込まれています。
そうなると今のうちに大口で仮想通貨を確保しておくことには大きな価値があり、ヘッジファンドがこのタイミングで参入に乗り出すのも納得がいくのです。

 

ヘッジファンドの動向に注目が集まる

消費者という小さな単位ではなく、ヘッジファンドのような組織が仮想通貨の市場に参入してきました。
資本力の大きな存在は市場に大きな影響をもたらす可能性があります。
現在仮想通貨を保有している方は、ヘッジファンドのような組織の動向に注目する必要があるのではないでしょうか。

 

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