レバレッジ取引は証拠金以上の損失を出して、投資家が借金を抱えてしまうケースがあります。

レバレッジ取引のリスクとは~投資法から安全な運用を学ぶ

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レバレッジ取引のリスク

レバレッジ取引のイラスト

レバレッジ取引は証拠金取引とも呼び、取引所や証券口座に入れている資金を担保に2~25倍以上の金額を投資するものです。
担保投資になるので、最終的には反対決済をして精算する流れになります。
少ない資金で投資をする場合でも、レバレッジ取引を活用することで大きなポジションを持てるハイリスク・ハイリターンの投資法です。

 

レバレッジ取引のリスクは、思惑と逆に動いた時に損失が大きくなり、最悪のケースでは証拠金(入金した現金)以上の損害を出して、ロスカット後にも追い証を求められるケースがあります。
大失敗すると借金を抱えるリスクだけではなく、強制ロスカットや追い証のルールによって勝率を下げてしまうリスクもあることを覚えておきましょう。
たとえば100万円で現物(1倍)取引をするよりも、10万円に10倍のレバレッジをかけて100万円分の取引をした場合、両者を比較するとレバレッジ取引の方が圧倒的に不利です。

 

追い証と強制ロスカット

大きな借金を抱えるリスクも

レバレッジ取引は、証拠金以上の損失を出して投資家が借金を抱えるリスクがあります。
投資家が借金をすると、証券会社や取引所の運営者は負債を抱えて投資家から回収することになり、大きな金額を動かす投資の世界では、自己破産をされるなど貸し倒れが起こるケースも珍しくありません。

 

投資家が借金をすると運営事業者も損失リスクが発生するため、追い証と強制ロスカットのルールを設定して、借金するリスクを軽減しています。
追い証とロスカットのルールによって、レバレッジ取引は現物よりも勝率が下がりやすくなります。

 

追い証とは

 

追い証は終値の時点など、決められたタイミングで一定の維持率を下回ると、追加入金を求められるルールです。
追い証が発生すると、損切りをして損失を確定することはできても、他の取引で新しいポジションを作れなくなるなどの制限をされます。
さらに損失が拡大して維持率が低くなった際は強制ロスカットになります。
一度追い証が発生すると、その後反転して含み損が軽減されても追い証の入金があるまでは制限が解除されなくなります。

 

強制ロスカットとは

 

名前の通り、一定の維持率を下回った瞬間に強制的に反対売買をしてロスカットされるルールです。
たとえば、10万円の証拠金で1枚100円の仮想通貨をレバレッジ10倍の全力投資で100万円分買ったとします。
もし強制ロスカットラインが80%だった場合、証拠金に対して20%の2万円の含み損が強制ロスカットの条件なので、100円で1万枚購入して98円になった時点で強制ロスカットされてしまいます。

 

国内の仮想通貨取引所は、追い証を設定しない変わりに強制ロスカットラインを高く設定していることが多く、
値動きが荒い仮想通貨で全力投資すると1回のエントリーでの勝率が低く
なります。
含み益になる時間帯がなく、一直線で値上がりしていくタイミングで買えば大きな利益が出せますが、思惑通りの値動きをするケースは少ないです。
レバレッジ取引では、強制ロスカットを回避しながら運用するマネジメント能力がないと利益を出すのが困難です。

 

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