2017年に市場も普及に向けた動きを加速させたことで、注目度の価値が上昇しました。

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仮想通貨の動向

 

注目度や価格が大幅に上昇したのは2017年になってからのことですが、歴史は古く1999年には一部の仮想通貨が存在していました。
ちなみに日常生活にすっかり溶け込んだ電子マネーも仮想通貨の1種になります。
コンビニや電車で使える電子マネーは、1pt=1円で日本円と価値が連動しています。

 

最近話題のビットコインなど投資商品としても話題を集めている仮想通貨は、1コインの価値が円など実態のある通貨換算で変動する特性があります。
ここでは、ビットコインをはじめ価値の変動する仮想通貨の動向をまとめています。

 

 

2017年は普及の目処が立ったことで高騰した

 

仮想通貨の変動イメージ画像

 

2017年はビットコインが1年で20倍以上に高騰するなど、仮想通貨にとって激動の1年でした。
ビットコインについては2009年に登場しています。

 

しかし、本当に使える価値があるのか半信半疑の要素もあって当初は普及しませんでした。
それでも着実に需要を拡大して、コアな投資家や海外ビジネスの場で使用されることも増やしていましたが、2013年には中国がビットコインの使用を全面禁止にする対応を取るなど、仮想通貨そのものが世の中に浸透しない懸念を持たれていました。

 

しかし2014年にはパソコン通販で有名なデルやアメリカのオンライン旅行最大手エクスペディアでのホテル予約サービスなど、大手企業がビットコイン決済に対応したサービスを導入し始めたことで風向きが変わっていきます。

 

その後は各国の主要な証券取引所がビットコインをはじめ仮想通貨の取り扱いを認可したことや、国ごとの規制緩和や仮想通貨を認める制度の登場など、一気に普及に向けた動きが加速していきます。
2017年当初の段階では、仮想通貨は世の中に溶け込む可能性は半信半疑と考えられていたのに対し、春頃には世界的に仮想通貨の普及する見込みが高いと市場で評価されて一気に高騰をしました。

 

簡単にまとめると、2017年初の段階では、「仮想通貨の仕組みは便利だけど国が発行や管理しているわけでもないし、どうせ普及しないでしょ?」というのが多方の見解でした。
しかし、2017年春以降は「かつてのSuica(電子マネー)やクレジットカードのように、近い将来にはスタンダートな決済方法になるかもしれない」という考え方に変わっていき、市場も普及に向けた動きを加速させたことで注目度の価値が上昇しました。

 

 

ビットコインの時系列(対円)

2017年12月25日:1,550,944
2017年12月16日:2,209,283
2017年11月26日:1,048,567
2017年8月29日:503,658
2017年6月5日:304,546
2017年5月1日;156,053
2017年1月1日:114.101
2016年12月23日:104,410
2016年1月1日:52,048
2015年9月22日:26,957
2015年1月1日:37,921
2014年9月17日:48,559