仮想通貨の価格変動リスクや、なぜ暴落するのかを解説しています。

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仮想通貨の暴落とは

仮想通貨が暴落する瞬間

 

仮想通貨は新しい通貨ですが、FXの取引に似た性質を持っています。
つまり、円の価値が高い時に仮想通貨を購入して、仮想通貨の価値が上がったタイミングで売却すると儲けを得られる仕組みです。

 

そのため、新しい通貨という定義と共に投資商品としても活用できます。
予想外の利益で億万長者に上り詰めることがある一方で、同時に“暴落”してしまう恐れもある存在なのです。

 

仮想通貨が値下がりする理由

仮想通貨にはいくつかリスクがあり、値下がりにより著しい損失を被るリスクを特に“価格変動リスク”といいます。
価格変動リスクの原因は1つではありません。中でも代表的なリスクの原因として以下のような理由が考えられています。

 

需要が下がる

需要が上がれば仮想通貨の価値が上がります。
ニュースで仮想通貨が取り上げられるようになった頃には、新規の買い手が多く生まれて需要が増えました。

 

逆に災害や取引所の不祥事などにより、現金に対しての需要が上がった時期には相対的に仮想通貨の需要が下がり、大幅な値下がりも見受けられたのです。

 

国による規制が行われる

国家規模の煽りを食らう可能性がある

仮想通貨は未だ新しい仕組みの通貨です。
現在は方向性が模索されているものの、国民に大きな被害を及ぼさないように金融庁が厳密に管理しています。

 

国に認可されている仮想通貨は“ホワイトリスト入り”という属性が付加されており、逆に言えばホワイトリストの動向次第では今所有している仮想通貨が明日には1円の価値もなくなる恐れがあるのです。

 

情勢が変わる

仮想通貨を含めた金融商品は、自然災害や社会の変化に大きな影響を受けます。
特に金融政策などで経済情勢が変わった場合は、仮想通貨も影響を免れません。
貿易摩擦、外交問題、トップの交代など、大きな社会情勢の変化が見られる場合は仮想通貨を含めた金融商品の動向に注目しましょう。

 

暴落しても損をしない対策が大切

仮想通貨はレバレッジの効く金融商品です。
そのため適切な防衛策を練らずに仮想通貨取引に手を出すと、所持金では賄えないほどの大損を被ることになります。
仮想通貨の暴落により大損をして借金生活を送らないようにするためには、“損切り”などの対策が重要です。

 

損切りとは

損切りのイメージ

“損切り”とは、ある程度の損が確定した時点で売却を行い、それ以上の損失を避ける取り組みです。
金融商品では以前より行われていた取り組みで、ロスカット、ストップロスと呼ばれることもあります。
レバレッジを効かせている場合、損をして借金を抱え込んでしまう恐れを回避するためにも絶対に取り入れておきたい考え方です。

 

儲けを狙うなら覚悟が必要

仮想通貨は新しい通貨という側面だけでなく、投資商品として利益を得ることもできます。
しかし仮想通貨には暴落リスクもついて回るため、ある程度損をする覚悟をしておかなければいけません。
暴落しても大損を被らないためには、損切りなどの防衛策を張り巡らせる必要があるのではないでしょうか。